集団、そして、群れ

今日は約10㎞歩きました。


一歩一歩、自分の脚で東京の区々を進んで行く中で頭に湧くこと。
集団というものの力について考えます。



集団、は一人一人の人間によって構成されている。
その中にある、微妙な人間関係の絡み、うねりによって、その集団の持つ、特性が、大きく変わってきます。

集団は、たとえ同じ年齢、同じ趣味趣向をもった人達が集まっても、その構成員によって、やはり、大きく違います。

その集団の特性が、そこに属する個人を、跳ね上げてくれることもある。
逆に、跳ねあげないように、押さえ付ける事もある。
前者は良いと思うけど、後者の場合は大変です。
目に見えない、集団の圧力が、僕の自由を殺してしまうのです。

その圧力集団の中に巻き込まれてしまったとき、僕は、どうするのか…。
圧力に従うのか。
圧力をはね除けようと立ち向かうのか。
圧力を受け入れ、前を向くのか。
圧力から逃れるのか。


いずれにしろ、どんな集団にも、必ず、集団の“意志”があるのだと感じます。
それは、時に、
沼底の泥のように、入るものを沈み込ませてしまうものもある。
“アーティスト”と呼ばれる存在は、そんな集団を変え、動かしうるエネルギーを持っている人なのかも知れませんね…。


個人を圧迫する集団を、“群れ”と表すのがしっくり来る気がします。
群れ、は怖いです。
無自覚な群れは、なおさらです。




僕は、人に積極的に話しかけて、集団を動かせる人間ではないと思います。
でも、僕は積極的な課題への取り組み方をすることで、集団に影響を与えることは出来ると思います。

さまざまな、集団、との付き合いは、これからも続いて行きますし、
その時々に、反応して、付き合い方を柔軟にして行こうと思います。